本日は、オプション取引の本質についてお話しをしたいと思います。(ちょっと大袈裟?)
よく、チャートには全てが詰め込まれている、と言いますよね。これは、ファンダメンタルとかそれに基づいて動きだそうとする人々の心理や、そういった要素をすべて取り込んで反映したものがチャートだ、という考えです。
そうした考えを前提に、チャート分析に没頭する人達がいます。そうした人達は、当然自分のチャート分析に基づいて、あるポイントで反騰(反落)する、または続騰(続落)すると考えた場合は、ロングで入ったり、ショートで入ったりしてポジションを建てます。全然、普通のことです。先物、FXの取引を行う際には、チャートの分析は非常に重要だと私も思います。
ただ、上か下かの先物やFX、暗号資産の取引はそれでいいと思いますが、オプション取引の場合は少々違うと考えています。
チャート分析して、上方向と考えたらコールを買う(またはプットを売る)、または下方向に行くと考えたらプットを買う(またはコールを売る)。思ったとおりの方向に動けば良し、そうでなければ損切りして仕切り直し。以上。
これじゃあ、先物やFXと何ら変わりませんね。もちろんそうした取引でも全然OKですが、オプション取引の本質が理解できてません。
真にオプション取引を理解しているオプショントレーダーは、ポジションを取った後に、思惑と逆に動いても、慌ててポジションを閉じたりしません。考えていたのと、例えば、上がって、下がって、上がる(または下がって、上がって、下がる)ような値動きでも全然良いのです。
要は最終的(多くの場合、SQまで)に、ある値幅内に収まってくれれば利益が取れる、というところがオプション取引の真骨頂です。つまり、相場を予測することに重点を置いていません。ポジションを操作する(建玉を操る)ことに重点を置いています。
チャート分析をして、上昇しそうだから(または下落しそうだから)ポジションを建てて数日で決済する、というのは違うと思います。それなら先物や指数取引をした方が断然効率がよいはずです。
チャート分析だけでオプション取引は語れません。オプション取引は、時間の経過が取引要素に含まれるため、この時間要素をチャートで語ることは非常に難しいのです。
オプション取引は、ポジションを公開し続けることで、初めて語ることが出来ます。
損益シュミレーターを使えば、多少、視覚的に捉えることが出来ますが、ポジションを変える度に損益シュミレーターが変わってきますし、シュミレーターは所詮シュミレーターですから、ね。
私の相場観を聞いても、何の役にも立ちません。ただ、日々公開しているポジションをずっとご覧いただいている方は、何となくオプション取引というものをご理解いただけるのではないでしょうか。マイナスからスタートして、建玉の操作で徐々にプラスに転じていく様は、ポジション公開を続けることで初めて説明できます。
もし、私がファンダメンタルやチャートのテクニカル分析について、詳細にブログにアップするけど、コールを売ろうと思います、とかクレジットスプレッドを仕掛けようと思います、などというだけでポジションは公開しない、という感じだとどうでしょうか?
ポジションを組む理由は分かるかもしれませんが、そこから先の展開が全然わからないですよね。(わかった気にだけなるかもしれませんが)
以上、オプションの本質とポジションに関するお話でした。現在のポジションは以下のとおり。こから何が見えてきますか?
【OP】
現在、保有している日経225オプション取引のポジションは以下のとおりです。
11月限 C28125 @ 97円 -8
11月限 P27625 @ 825円 +2
11月限 C25875 @ 870円 +2
11月限 P25375 @ 98円 -8
(売玉) 156万 (買玉) +11万
(決済) ▲109.1万 《合計》+57.9万
(3回目)
〈投資実績〉
・2022年10月限 +1,132,000円
・2022年 9月限 +1,679,000円
・2022年 8月限 +599,000円
・2022年 7月限 +1,216,000円
・2022年 6月限 +861,000円
・2022年 5月限 +607,000円
・2022年 4月限 +540,000円
・2022年 3月限 +860,600円
・2022年 2月限 +604,000円
・2022年 1月限 +643,000円
【2022年合計】 +8,741,600円
・2021年12月限 +244,000円
・2021年11月限 +757,000円
・2021年10月限 +677,000円
【2021年合計】 +1,678,000円
【資産残高(10月限終了時点)】
13,419,600円
*2021年9月から元金300万円でスタート

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よく、チャートには全てが詰め込まれている、と言いますよね。これは、ファンダメンタルとかそれに基づいて動きだそうとする人々の心理や、そういった要素をすべて取り込んで反映したものがチャートだ、という考えです。
そうした考えを前提に、チャート分析に没頭する人達がいます。そうした人達は、当然自分のチャート分析に基づいて、あるポイントで反騰(反落)する、または続騰(続落)すると考えた場合は、ロングで入ったり、ショートで入ったりしてポジションを建てます。全然、普通のことです。先物、FXの取引を行う際には、チャートの分析は非常に重要だと私も思います。
ただ、上か下かの先物やFX、暗号資産の取引はそれでいいと思いますが、オプション取引の場合は少々違うと考えています。
チャート分析して、上方向と考えたらコールを買う(またはプットを売る)、または下方向に行くと考えたらプットを買う(またはコールを売る)。思ったとおりの方向に動けば良し、そうでなければ損切りして仕切り直し。以上。
これじゃあ、先物やFXと何ら変わりませんね。もちろんそうした取引でも全然OKですが、オプション取引の本質が理解できてません。
真にオプション取引を理解しているオプショントレーダーは、ポジションを取った後に、思惑と逆に動いても、慌ててポジションを閉じたりしません。考えていたのと、例えば、上がって、下がって、上がる(または下がって、上がって、下がる)ような値動きでも全然良いのです。
要は最終的(多くの場合、SQまで)に、ある値幅内に収まってくれれば利益が取れる、というところがオプション取引の真骨頂です。つまり、相場を予測することに重点を置いていません。ポジションを操作する(建玉を操る)ことに重点を置いています。
チャート分析をして、上昇しそうだから(または下落しそうだから)ポジションを建てて数日で決済する、というのは違うと思います。それなら先物や指数取引をした方が断然効率がよいはずです。
チャート分析だけでオプション取引は語れません。オプション取引は、時間の経過が取引要素に含まれるため、この時間要素をチャートで語ることは非常に難しいのです。
オプション取引は、ポジションを公開し続けることで、初めて語ることが出来ます。
損益シュミレーターを使えば、多少、視覚的に捉えることが出来ますが、ポジションを変える度に損益シュミレーターが変わってきますし、シュミレーターは所詮シュミレーターですから、ね。
私の相場観を聞いても、何の役にも立ちません。ただ、日々公開しているポジションをずっとご覧いただいている方は、何となくオプション取引というものをご理解いただけるのではないでしょうか。マイナスからスタートして、建玉の操作で徐々にプラスに転じていく様は、ポジション公開を続けることで初めて説明できます。
もし、私がファンダメンタルやチャートのテクニカル分析について、詳細にブログにアップするけど、コールを売ろうと思います、とかクレジットスプレッドを仕掛けようと思います、などというだけでポジションは公開しない、という感じだとどうでしょうか?
ポジションを組む理由は分かるかもしれませんが、そこから先の展開が全然わからないですよね。(わかった気にだけなるかもしれませんが)
以上、オプションの本質とポジションに関するお話でした。現在のポジションは以下のとおり。こから何が見えてきますか?
【OP】
現在、保有している日経225オプション取引のポジションは以下のとおりです。
11月限 C28125 @ 97円 -8
11月限 P27625 @ 825円 +2
11月限 C25875 @ 870円 +2
11月限 P25375 @ 98円 -8
(売玉) 156万 (買玉) +11万
(決済) ▲109.1万 《合計》+57.9万
(3回目)
〈投資実績〉
・2022年10月限 +1,132,000円
・2022年 9月限 +1,679,000円
・2022年 8月限 +599,000円
・2022年 7月限 +1,216,000円
・2022年 6月限 +861,000円
・2022年 5月限 +607,000円
・2022年 4月限 +540,000円
・2022年 3月限 +860,600円
・2022年 2月限 +604,000円
・2022年 1月限 +643,000円
【2022年合計】 +8,741,600円
・2021年12月限 +244,000円
・2021年11月限 +757,000円
・2021年10月限 +677,000円
【2021年合計】 +1,678,000円
【資産残高(10月限終了時点)】
13,419,600円
*2021年9月から元金300万円でスタート

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