秋の夜長、いかがお過ごしでしょうか。

10月限も終わり、基本的なポジションで11月限を迎えることができています。

ちょっと時間を持て余していたので、2022年の取引を分析してみました。(分析というほどではないですが)

『勝って兜の緒を締める』ではないですが、ここらで俯瞰して取引を振り返ってみた方がよいと思いました。

まず利回りですが、平均で11.1%もありました。これは出来過ぎですね。想定は7〜8%ですから、どこかでリスクを取り過ぎている可能性があります。

取引回数は10.4回。2日に1度は取り引きをしているペースです。オプション取引の特性を十二分に引き出すためには、これくらいの回数が適当です。取引頻度が多くなるということは、それだけ相場が上に行くか、下に行くかを当てにいく姿勢が強まってしまっているということです。オプション取引特有の時間の経過を活かしきれていない状態に陥ってしまっているため、取引回数が増えすぎるのは問題です。

値幅につきまして、単純な高値安値だけではなく、その中でどのような上下の動きをしたかが重要なので、あまり深い分析は出来ません。あくまで目安で数値を拾ってみましたが、あまり意義を見出せませんでした。ただ、こうしてみるとそれほど動いていないな、と。年間5000〜5500円が平均的だとすると、今年は30000円台に届くか、25000円を割れるか、どちらかを達成しないといけません。そう考えると、自ずと下目線になりますね。

大局観として、30000円超え、25000円割れ、のどちらもあり得ることを念頭に置いておきたいと思います。

〈投資実績〉
【月限】      【利回り】【取引回数】【値幅】
・2022年 平均     11.1% (10.4回) 4,541円
・2022年10月限     9.2%  (14回 )    3,038円
・2022年    9月限 15.8%    (8回)       1,954円
・2022年    8月限     5.9% (11回)      2,268円
・2022年    7月限 13.8%  (15回)     1,869円
・2022年    6月限 10.9%    (8回)       2,701円
・2022年    5月限     8.2%   (8回)       1,529円
・2022年    4月限     7.9%  (10回)     3,657円
・2022年    3月限 14.5%    (6回)       2,106円
・2022年    2月限 11.4%  (14回)     2,770円
・2022年    1月限 
13.7%  (10回)     1,495円


今年の1月1日にアップした記事です。

http://my271006.livedoor.blog/archives/27799928.html

今でこそ、ロシア-ウクライナ戦争は日常的にニュースになっていますが、元旦の時点で予測していたのはごく少数でした。円安進行も然り。ここまで円安が進むと考えている人は少なかったはず。こうした大局観をもつことは、どんな投資をするにしても重要です。



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