よくブログで海外投資家や大口の手口を公開しているのを見かけます。

先日、面白いやり取りを見つけました。


  • Q.  先物・オプションの手口をこまめに確認している方に質問です。ある個人投資家の方は、そのポジショニングから相場の流れを読もうとしているようですが、何を基準に傾きについて判断をすればよいのでしょうか?

  • A.  手口?下らんことです。機関投資家、投資銀行、証券会社を通じて、巨額の直接取引が行われているなか、さまざまな背景をもつリスクヘッジが飛び交っている市場のそのごく一部が発表されるわけですから正確なデータが取れるわけないと思います。ごく一部の不正確なデータをとり、判断基準にすることのリスクをよく考えた方がよいです。

手口が、何か神秘めいた希少性のあるようなものに見えますが、そもそも一部分だけの偏った情報です。質問者が聞いている『その手口の何を基準に偏りを判断するのか?』という質問にも答えられないような輩が、ただただ手口表を記載して、煽るのはやめてほしいものです。

ちなみに私は、手口表はその時々の大雑把な地合いを確認するのにみることがありますが、別になくても全く困りません。

オプション手口は速用性がなく、かつ開示エリアが限定的なので、もはや意味不明。
これが日次で全エリア開示されるなら、物凄く研究しているかもしれませんが…