〈SQ前の第2週〉

反落。

上昇一服といったところでしょうか。ボラティリティも下がってきておりますので、何かきっかけがないと大きく動かないですかね。

ウクライナ情勢、緊迫してますね。私は年始の2022年予測にも書きましたが、ロシアは侵攻すると思っています。北京五輪中は動きがないでしょう、なんて言っている人がいて笑っちゃいましたが、ロシアと中国は言われているほど友好的ではない、というのが私の考えです。

中国の一帯一路戦略の要衝となる地域と、旧ソ連の領域でロシアが影響力を取り戻したがっている地域が、モロに重複しており、水面下でプーチンと習近平はバチバチと火花を散らしていることは、その世界では有名な話です。ただ、国力では中国かもしれませんが、したたかさではプーチンの方が上でしょう。

2008年にロシアがグルジア侵攻したのはいつだかご存知でしょうか?北京五輪の開催真っ只中の同年8月です。その後の世界中の株価大暴落(所謂、リーマンショック)のきっかけを作ったとも言われてます。

こうした観点からも、あっては欲しくないのですが、可能性は排除出来ない、と考えています。海外勢も含めた多くの投資家が、現在最も警戒しているのがロシアのウクライナ侵攻だと思います。

海外勢で思い出しましたが、オプション手口で海外勢がどうのこうの言っている人たちがおります。まったく、何の参考にもなりませんよ。どこどこの価格帯に、どれだけの枚数を建てて、売り目線(または買い目線)とか、話し半分に聞いている分には面白い(よく外すから(笑))のですが、自分のトレードには全く役に立たないと思った方がよいです。彼らは辻褄合わせて最終的にはしっかりと儲けております(が故にプロ)が、それを外から観察してものを言っている人のことを信じるのはやめましょう。モルガン、GS、アムロ…そうした会社の名前を出すことで自分に酔ってるんでしょうね。

話しがだいぶ脱線してしまいましたが、現在のポジションも偏ってはおりますが、今のところ安泰。懸念(?)されていたプットの売り玉5枚も含み益に転じました。現物が27250円前後にかかわらず、です。だから、こういうものなんですって、オプション取引というものは。SQまでの残日数も考慮してポジションを建てているので、こうなります。途中で、ちょっとプレミアムが膨らんだだけで、心配で堪らなくなってしまう人、向いてないです。

週末の米国雇用統計ですが、今回はあまり株価に影響しないかもしれません。ここ最近、外為相場と株価指数相場の相関が薄まってきているため、そのように考えています。

下落…

してくれないですかね〜(苦笑)



【先物】


【OP】
現在、保有している日経225オプション取引のポジションは以下のとおりです。


  2月限 C27750 @  88円 -5
  2月限 P27750 @605円 +1
  3月限 C27500 @655円 +1
  3月限 P27500 @685円 +1
  2月限 C26375 @620円 +1

(売玉)+44.0 万(買玉)  +15.0
(決済)▲24.7 万 《合計》+34.3


(10回目) 



【1125】ATM27200
【4875】【133】